Thief4
(Screen capture that's playing 2014/10/04)
It's a “Sneaking Action Game”
しょっぱなに細かいことを言うようでナンですが、国内では「ステルス・アクション」という事で何となく一括りにされてしまいましたが、Thiefは「ステルス(Stealth)」ではなく「スニーキング(Sneaking)・アクション」ゲームです。何がどう違うかってぇと、ステルスは“秘匿性・目に見えない”とう意味で、スニーク(Sneak)は“こっそり盗み取る、コソコソと出入りする(這い回る)”。つまりニュアンスがかなり違います。
例えば、主役が秘密裏に活動・暗躍する工作員(隠密や忍者とか)、もしくは姿を消せるなどの特殊能力があるといった場合はステルスですが、Thiefの場合、人目を逃れコソコソと動き回りはしますがただの人。しかも窃盗自体は堂々と、むしろ挑発的なまでにふてぶてしく盗みを働きます。敢えて呼ぶなら「こそ泥(又は窃盗)アクションゲーム」、それがThiefです。
まぁ傍から見れば、「水中のサンショウウオと陸上のトカゲ、どんだけ違いがありますか?」ってな程度の話ではありますが、一応ゲームコンセプトとしてステルス系とは隔たりがあるという点にはご留意を。
ともあれ、コソ泥ってのは楽しいィ!!(笑
- ムササビ飛び! といっても大ジャンプはなし。飛べる距離はあくまで人(?)並み。
とはいえ、こういう場面で3人称視点は嬉しいです。
操作に対する感度がすこぶる良く、とても機敏・軽快に動き回れます。気持ちイー♪
- 幻想的風景の崖っぷち。
こんなアクションシーンはShadowManやTRでもお馴染みですが、 うっかりすると(超人ではない故)簡単に墜落死。
甘すぎないアクションシステムと舞台構成のお蔭で、クリアの度にスカッとします。
因みにこの後、お約束のホラー系ステージ。これがまた凝りにこった内容で大変な臨場感(おかけでずっと寒気…)。
でも楽しみが減らないよう、見せないでおきますよ~♪ - 『警備が厚い。おまけに火災か? ふん、俺には関係ない』目標を値踏みするその横顔はあくまでクール♪
中盤、いかにも手間がかかりそうなステージ突入です。
入口辺りはいくつか進入路があり、それぞれ試すと『簡単すぎる、俺の好みじゃない』などといちいち文句まで言いやがります(笑 - ぬおおぉぅ!なんだこれはーーありえんサイズの巨大ダイヤ!!
これぞ盗みの醍醐味です!! 超ビューテホーwww
800カラット以上はありそうだ…、現実ならどっかの国家予算ぐらいはするだろうね;;
ですが、こいつを拝むのに2晩!缶づめ状態で悩みました。
お宝は多種多様でどれも美しく、一つずつヒントの出し方や謎解きも違います。手にするまで、何が出るかもわからないときたもんだ。
手紙などをきちんと見れば察しはつきそうですが、全体的に文書多し!ながら翻訳は到底無理ってことで完全放棄。自力で進もうどこまでも。。
(ストーリィも半分程度しか…。が、英語版でむしろ正解でした。この難解さが良いのよなんたって♪ 笑) - 『チッチッ、いたずらはいかんなぁ・・(踏んでるふんでる包帯してる方のお手て・・)』的イベントシーン。
悪党が悪党らしく、なかなか凄みあるご面相のキャラですが、頭頂部を剃ってるので実は坊さん?極悪だねw!! - 「用は済ませた。さあ帰ろうっ、おや、なんだ簡単じゃん」
などとタカをくくってたら大間違い。久々にキーボードに八つ当たりしたくなりましたわい(笑
ステージからの脱出シーンはそれぞれ趣向が凝らされ、満足度100点満点♪
特に後半ステージでは、緻密に計算されつくしたみごとな仕込みがさく裂し、プレイヤーの五感を虜にします。
なお、ゴールへの手がかりは方向を指すだけの矢印が1つあるのみ。
おせっかいなヒントやお手軽アクションストリーム(半ば自動式)は一切ありません。 - 「げほっ、ごほっ、、ぜい、ぜい、、う!ぐあぁああ!!」
畳みかけるように次々と押し寄せるイベント。緊張感の中、焼死・窒息死・転落死などを存分に味わいつつ、 息つく暇もない超ロングコースの大脱出アクションストリームが、そこには待ちかまえております。
余裕があれば、コースのいたるところにちりばめられた隠し小部屋やアイテム、別ルート、時間制限付きピッキングなども楽しめます。
とにかくマップの複雑さと手の込み様が半端ないので、へとへとになるまで遊べること請け合いです♪